7月にはスーパーでも、牛丼店(ぎゅうどんてん)でも、ごはんの上に、しょうゆを付けて焼いたうなぎをのせた「うな丼(うなどん)」や「うな重(うなじゅう)」のセールがあります。土用の丑(どようのうし)の日という、昔の暦(こよみ)に合わせてうなぎを食べる習慣です。土曜日と間違えやすいですが、実は曜日は関係ありません。今回は、夏にうなぎを食べる習慣について話しましょう。
英語と日本語で、よんでみよう!
日本の習慣を英語で紹介(しょうかい)!みんなで日本語の記事が読める「にほんごサンデー」。
今回は、うなぎについて、留学生のみなさんに、英語でどう説明すればわかりやすいかチャレンジしてみたよ!
もっとくわしく!
うなぎと言えば「土用の丑の日」。英語で説明するには、「土用」と「丑の日」の2段階に分けて考えると言いやすくなります。例を見てみましょう。
Doyou is the specific days that last for 18 days prior to the first day of autumn, August 7th in 2018.(立秋―2018年は8月7日の前の18日間のことを土用と呼びます。)
The “Ushi” Day in Doyou is the day of the Ox from the 12 symbols of the Chinese Zodiac.
土用の「丑の日」とは、十二支の暦で数えた「うし」の日のことです。
さらに、Eating grilled eel called “kabayaki” in this season is a popular Japanese custom started in the late Edo period about 200 years ago.(この時期にうなぎの蒲焼を食べる習慣は、江戸時代後期、およそ200年前からありました。)と付け加えれば、土用の丑の日の説明はバッチリですね。