こんがり焼(や)いたさんまは、秋の味覚(みかく)の代表格(だいひょうかく)。さんま祭(まつ)りも、各地(かくち)で開かれる人気の行事(ぎょうじ)になりました。今年は、さんまがあまり漁れて(とれて)いないので、ふだんの値段の3倍くらいする、貴重(きちょう)な魚でもあります。今回はそんな「さんま」についてのお話です。
日本語と英語で、よんでみよう!
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もっとくわしく!
さんまって、漢字でどう書くか答えられますか? 答えは「秋刀魚」。ほかにも、さんまについての雑学はいろいろありますね。英語で話してみましょう。
Saury is a fish whose shape is like a sword, caught in autumn.
(さんまは、秋に獲れる刀のような形をした魚です。)
It’s usually salted and grilled, served with grated radish and a twist of lemon.
(普通は塩焼きにして、大根おろしと絞ったレモン汁をかけて食べます。)
It is said to be the most delicious from September to November, because saury has much fat in autumn.
(秋の9月〜11月頃が、脂が乗っていて一番おいしいと言われています。)
Saury is favored by ordinary people since Edo period in the 1700s.
(さんまは江戸時代の1700年代頃から庶民の味として親しまれていました。)
A classical Rakugo story “Saury is the best in Meguro” has made Meguro famous as a saury town. The city has the Saury Festival even now.
(古典落語に「さんまは目黒に限る」という話があることから目黒がさんまの町として有名になり、今もさんま祭りが開かれています。)
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