最近のニュースをわかせているのは、史上最年少(しじょうさいねんしょう)記録(きろく)の達成(たっせい)です。今、日本ではどんな天才(てんさい)少年・少女が注目されているのでしょうか?今回はこの「史上最年少(しじょうさいねんしょう)」について話してみましょう。
日本語と英語で、よんでみよう!
日本の習慣を英語で紹介(しょうかい)!みんなで日本語の記事が読める「にほんごサンデー」。
今回は、史上最年少(しじょうさいねんしょう)のニュースについて、留学生のみなさんに、英語でどう説明すればわかりやすいかチャレンジしてみたよ!
将棋(しょうぎ)の藤井聡太(ふじいそうた)七段(しちだん)が、公式戦での通算(つうさん)100勝を史上最年少(しじょうさいねんしょう)で達成(たっせい)したね。中学生でプロになって、わずか16歳4ヶ月(よんかげつ)で100勝だよ!
Shogi player, Sota Fujii seventh-dan, has become the youngest ever in history to have reached 100 official match wins. He became a professional shogi player while still a junior high school student and attained 100 wins in only 16 and 4 months!
囲碁(いご)では10歳のプロ棋士(きし)が誕生(たんじょう)するんだよね。仲邑菫(なかむらすみれ)さんはまだ小学校4年生だ。
Sumire Nakamura, a 10 year old professional Go player, is born in the Go world. She is still in 4th grade elementary school.
芸能界(げいのうかい)でも史上最年少(しじょうさいねんしょう)の快挙(かいきょ)があったよ。ミラノ国際映画祭(こくさいえいがさい)の外国映画最優秀主演男優賞(がいこくえいがさいゆうしゅうしゅえんだんゆうしょう)を受賞(じゅしょう)した寺田心(てらだこころ)さんはわずか10歳での受賞(じゅしょう)となった。
In the entertainment world, Kokoro Terada who was awarded for ‘best actor’ for a foreign movie film at the Milan International Film Festival was only 10 years old. He is the youngest to have ever achieved this feat ever in history.
高校生Jリーガーとして有名になり、今年アジアカップ日本人最年少ゴールを決めた冨安健洋(とみやすたけひろ)選手のように、スポーツ界でも10代の選手の活躍(かつやく)が目立っているよ。
In the sports world, like Takehiro Tomiyasu who is famous as a high school student J leaguer, became the youngest Japanese ever to get a goal in this year’s Asian Cup. The activities of youth are remarkable.
もっとくわしく!
今回の会話では、史上最年少(youngest age in history)を取り上げましたが、記録についてのニュースは他にもいろいろあります。代表的なものを見てみましょう。
- 連覇=consecutive winner
consecutive winner of two events(2大会連覇)やconsecutive winner three years in a row(3連覇)のように使います。
- 新記録=a new record
日本新記録はnew national record、世界新記録はnew world recordです。
- 日本人初=the first Japanese
the first Japanese to receive an award(日本人初の受賞者)のように使います。
史上最年少とは逆に、最年長記録もニュースをにぎわせています。
現役最年長Jリーガー、カズこと三浦知良選手は「レジェンド」と評されますが――、このlegendはそのまま英語でも通じます。
51-year-old Japanese football legend Kazuyoshi Miuraのように言われています。
三浦選手が52歳で迎える2019年シーズンも現役選手としてプレーを続けることが決まったことに、国内外の注目が集まっています。
史上最年少、最年長ともに記録が更新されることで、それぞれの世代に「自分たちもがんばれる」と勇気を与える効果があるのです。