正月三が日の風物詩(ふうぶつし)になっている箱根駅伝(はこねえきでん)。2019年大会は第95回の記念大会。出場校が増えたので、母校を応援(おうえん)できる人も増えたようですね。走る人も観る人も、これからが本番のマラソンシーズンにちなんで、今回は「市民マラソン」についての会話を取り上げました。
日本語と英語で、よんでみよう!
お正月太りを解消しようと思って、ランニングを始めたんだ。せっかくだから、新しくウェアとシューズも買っちゃった。
I determined to start a running plan to burn fat in this New Year. Since I am looking to get into it seriously, I just bought a new pair of running shoes and clothing.
私もトレーニングしてるよ。エレベーターの代わりに階段を使ったり、ひと駅先まで軽(かる)く走ったり。今年は一緒に市民マラソンに出てみない?
I am also doing a light workout. I take the stairs instead of lift, and jog to as far as the next station. Do you want to run a citizens’ marathon with me this year?
そういえば職場に、先月ホノルルマラソンに出た人がいるんだよ。もう50歳を過ぎてるのにフルマラソンに挑戦(ちょうせん)するなんてすごいバイタリティーだよね。
It reminds me of my colleague who have just run the Honolulu Marathon. Even though he is over 50, it was an amazing physical and mental challenge to try a full marathon.
もうすぐ東京マラソンもあるよね。自分で走るのはまだ無理だけど、スポーツイベントとしても楽しそうだから、沿道(えんどう)でランナーに声援(せいえん)を送ってみようかな。
I think Tokyo Marathon will open soon. I know I can’t join in this time, but it will be fun if I go there and become a cheering spectator to encourage runners.
もっとくわしく!
今回の会話には、ホノルルマラソンと東京マラソンが登場しました。ホノルルマラソン(Honolulu Marathon)は、初心者からトップランナーまで誰でも楽しめる世界最大級の市民マラソンで、制限時間がないこともあり、実に94%近くの人が完走すると言われています。毎年12月第2日曜日に開催されるこの大会。日本からの参加者が5割を越す多さですが、市民マラソンの祭典にふさわしく、世界約40カ国のランナーが参加しています。
東京マラソン(Tokyo Marathon)は、2007年に始まった東京都で行われるマラソン大会です。約3万7,000人のランナーが参加する日本最大の大会として有名。2020年東京オリンピックのマラソンコースと結構重なりがあるため、レース展開や記録に注目が集まっています。
どちらの大会も、フルマラソンなのに仮装で走る人がいるなどお祭りムード満点。ランナー仲間とグループで走る人も多く、ランナーの家族や地元の人も沿道から声援を送り大変にぎやか。さらに、ボランティアの人たちがたくさん協力していることなど、市民マラソンの魅力は共通しています。