平成最後の年賀状(ねんがじょう=New Year Greeting Cards)。ハガキで送る?ネットにする?

来年は亥年(いのししどし)。平成最後の年賀状(ねんがじょう)として盛んにPRされています。年賀状(ねんがじょう)を出す人はそろそろ準備を始めたいですね。今回は「年賀状(ねんがじょう)」についての会話を取り上げました。

 

日本語と英語で、よんでみよう!


海外に留学してる友達から、クリスマスカードが届いたよ。エアメールで送ってくれたんだ。でも最近は、年賀状(ねんがじょう)を郵便で送ることが減ってきたよね。

 


I just received a Christmas greeting card from my friend studying abroad. It was sent by airmail. Recently, people are increasing less likely to post New Year greeting cards.

 


そうだね…。結婚や引越し、子どもの誕生、その他家族のお祝いごとなど大事なお知らせを写真入りで伝えたいときには郵便を選ぶかな。

 


Hmm, we consider postal mails when sending important notification such as marriage, moving, childbirth or some other family celebrations using our photos.

 


仕事関係の人や、旧友、先生などに近況を知らせるあいさつをするなら、やっぱりハガキで送るね。パソコンで自分らしいデザインを作れば、メッセージも伝わりやすいよね。

 


For work-related greetings or contact with old friends and teachers, we still send by post. We prefer to create postcards with our own message by the computers.

 


友達にはたいてい「あけおめ、ことよろ」メールだね。1人ひとりにお礼や励まし(はげまし)の言葉を考えて送るほうが、形式的(けいしきてき)なハガキよりも気持ちがこもっていると思うんだ。

 


People often send “Happy New Year” quotes to their friends. I think it is better to send inspirational and thoughtful message to encourage friends than formal postcards.

 

もっとくわしく!

日本郵便によると、元旦に全国で配達された年賀郵便物数は、約16億4,000万通(2017年元旦)。1人当たり約13通だったそうです。減少傾向にあるとは言え、これだけの分量がある年賀状。皆さんは職場や家で、何通くらい出す予定でしょうか。

 

英語圏のグリーティングカード事情はどうでしょうか。アメリカでは家族や友達同士でクリスマスカードを贈り合うのはとても大切な習慣で、ギフトやカードは2週間前位には到着するよう準備しています。クリスマスカードが届いたら、暖炉の上に並べたり、壁に貼ったり、ツリーに掛けたりなどクリスマスの飾り付けとして使うので、贈る側もおしゃれなデザインにこだわって選びます。全米のグリーティングカードショップは10万店と言われ、贈答品のひとつとして一大ビジネスになっているのです。

 

一方、イギリスでは、かなり遠い関係の知り合いや同僚ともクリスマスカードを交換します。1人で多くの枚数を使うので50枚セットや100枚セットのボックスが売られているくらいです。

 

いずれの国でもクリスマスと年賀を兼ねた季節の挨拶状としてグリーティングカードを送るのが一般的です。キリスト教以外の宗教を信仰している人に送る場合は Merry ChristmasではなくHappy HolidayやSeason’s Greetingsなどの宗教色のないあいさつ文にするのがマナーとなっているので覚えておきましょう。

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