【英検3級レベルでできる!】「いだてん」金栗四三の紹介を英訳してみよう

2019年のNHK大河ドラマの主人公は、日本人初のオリンピック選手、金栗四三氏です。オリンピックが注目されるようになるまで、金栗選手のことを知らなかった人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、英検3級をめざして勉強中の生徒さんに出した宿題を、皆さんにもご紹介したいと思います。

 

英訳にチャレンジ!

 

カナクリ・シソウは1891年に熊本で生まれました。

彼は日本で初めてのオリンピック選手でした。

オリンピック大会前、彼はマラソンレースで世界記録を持っていました。

ストックホルムで、彼は1912年オリンピック大会に出場しました。

そのマラソンの日、気温は40度になりました。

彼は病気になり、行方不明になりました。

彼は近くの農家に救助されたことで有名になりました。

彼は次のオリンピック大会に参加したかったのですが、第1次世界大戦が起こったため、オリンピックは中止されました。

そのかわり、彼は箱根駅伝の生みの親になりました。

1920年、第1回箱根駅伝が開催されたときに彼はそのレースに貢献しました。

今でも、箱根駅伝の最優秀ランナーにはカナクリ・シソウカップが贈呈されています。

 

実はこれ、機械翻訳で自然な英文になります!

 

英検3級くらいの文法力でも訳せるよう、シンプルな文構造で書いたところ、なんと、全文をGoogle翻訳で機械翻訳をしても自然な英文になりました。

 

これからの翻訳者の仕事は「機械翻訳フレンドリー」に!

 

観光案内などのwebサイトで、機械翻訳によって多言語対応をしているページをよく見かけます。これらの英語版を読んでみると、文構造が破たんしており、ほとんど意味が通じない文章も多く見かけます。

 

このようなサイトでは、機械翻訳の精度のせいにするのではなく、日本語自体を他言語に置き換えやすいようにリライトするというソリューションが有効になるでしょう。

 

日本語執筆のガイドラインを組み立てることができるリーダーやディレクターはもちろん、ワーカーとしても、一々英訳を書く仕事よりも、機械翻訳フレンドリーな日本語に直す作業にシフトしていくかもしれません。

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