新電力は英語で「PPS」(Power Producer and Supplier)。光熱費節約(せつやく)の決め手になる?

一人ぐらしや引っこしで新生活をむかえる人には、電気代が気になる季節(きせつ)になってきました。そこで今回は「光熱費」について話してみましょう。

 

日本語と英語で、よんでみよう!

日本の習慣を英語で紹介(しょうかい)!みんなで日本語の記事が読める「にほんごサンデー」。
今回は、電気代がオトクになるという「新電力」について、留学生のみなさんに、英語でどう説明すればわかりやすいかチャレンジしてみたよ!

 


今年も電気・ガスなどの光熱費の値下がりが期待できるって知ってる?

Have you known that the cost for utilities such as gas and electricity is expected to decline again this year?

 


電力自由化のおかげだよね。インターネットや携帯電話代(けいたいでんわだい)でもセット割引(わりびき)が受けられることがあるよ。

It is because retail electricity market has been fully opened up, right? Some companies also offer a discount on bundled services such as internet and mobile phone.

 


今年は消費税(しょうひぜい)増税(ぞうぜい)のために物価(ぶっか)が上がって大変そうだけど、これで家計(かけい)も助かるね。

This year, the increase in consumption tax will lead to an unexpected steep rise in consumer prices, but we still live well on a tight household budget.

 


一方で人件費(じんけんひ)の増加(ぞうか)が原因で、飲食代は値上がりしているんだ。残念ながら、会社員のランチ代は改善(かいぜん)されないみたい。

On the other hand, increase of labor costs caused steep rises in the price of food and drinks. Unfortunately there is no lunch allowance increase for employees in companies.

 

もっとくわしく!

今回のトピックであるutilitiesは、電気・水道・ガス・電話など、公共料金全般をさす言葉です。このutilitiesの値下げが期待できそうというのが、今回の会話です。

日本ではこれまで、地域で決められていた電力会社としか契約できませんでしたが、電力自由化という制度ができたことで、新たに参入する電力会社(新電力)も選択できるようになりました。

 

電力自由化は2000年から、大規模な工場やデパート、オフィスビルなどを対象に始まり、2016年4月に電力の小売全面自由化、2017年4月には都市ガスの小売全面自由化が実現したことで、いよいよ消費者も電気会社やガス会社を選べるようになりました。

一社が値下げすると、他の新電力も続々と電気料金の値下げを発表するというふうに、今までになかった「市場競争」が生まれています。

また、コマーシャルでお馴染みの通り、電気とガス、あるいはインターネットや携帯電話をセットで申し込むと割引が受けられるといったメリットも生まれています。

 

引っ越しなどで新たに利用を開始する人や、家計を預かっている人は、新電力をはじめとするお得なプランを比較検討してみてはいかがでしょうか?

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